2008-01-01から1年間の記事一覧

はすが一番!

大晦日です。 ミチコさんがおせちを作っています。 朝から揚げ物をする日はこの日だけでしょう。 それだけでなんだか特別な日のように感じてしまう僕は単純? ミチコさんは《はす》がお気に入り。 (はす、という呼び方は東京に来て初めて知りました。レンコ…

心の洗濯

西新井大師の境内に咲く椿。 毎年年末にお参りしてきます。 本堂に上がって、お坊さんが護摩を焚きながら上げるお経を聞いて手を合わせます。 終わったあとはいくぶんか心がすっきりしているような。 足が痺れて立てないけれど。

艶っぽい

キキの流し目。 (いちおう?)女ですしね、。 甘えてくるときのタイミングとかしつこさとか興味がないときの素っ気なさとか。 なんか絶妙。 たぶんキキもB型なんだろうと思う。 もし人間の女の子だったとしたら……

クリスマスイブ

年々、季節のイベントに淡白になっているような気がします。 今夜はいちおう世間並みにクリスマスディナー。 つまりはチキンとケーキを食べてワインを飲みました。 せめて気分を出そうと蛍光灯を消し、 ……クリスマスツリー、 のかわりにベランダで育てていた…

オフの場所

新宿区戸山公園の《箱根山》。 飛行船写真を撮ろうとしていて、思いがけず見事な紅葉に出会いました。 遠くから車のざわめきが聞こえてきますが、やはり喧噪とは無縁の別世界でした。 思わず、ほっと深呼吸。 陽射しを透かして光る紅葉を見上げます。 オンに…

記憶というフィルム

この花に出会う前、もっと美しい光景に出会っていたのでした。 スポットライトのような夕陽が射し込む通りで、ベビーカーの赤ちゃんの前で、シャボン玉を飛ばしていたお母さん。 光の玉がふわふわと舞い上がっていく光景を見たとき、立ち止まってしまいまし…

一日一回、一年三百六十五回。

つまりは毎日なのです。 「キキちゃん、追っかけっこしようか!」 と言って狭いうちの中でキキを追いかけ回すミチコさん。 「ほーらつかまえましたー。キキちゃんはすぐに捕まりますう!」 と言ってキキを抱っこするミチコさん。 おそらく僕と結婚する前から…

出会い

足もとの秋の名残と猫。 被写体が目の前に現れるのはひとつの出会いのようなもの。 なにかのスイッチが入ったかのように、ふっと気がつきます。 どうして出会ったのか、不思議です。 不思議だけれど、今、目の前に被写体がいて、それを撮る自分がいる。 なぜ…

金色の風船

困ったことに、ミチコさんは金色の風船を持ってぶらりぶらりと現れました。 「どうしたんだ、それ」 「お店の前でもらったのー」 しかも風船には《B'z》と大きくプリントされてるし。 いや、B'zが悪いのではなく、ふわふわ漂うそれを持って立っている彼女に…

今日の空

もうすぐ雨になりそうな寒い朝。

空を飛びたい

大阪の水辺を舞うカモメ。 飛行船を撮るとき、空から写真を撮りたいな、と思います。 空から見たらもっとすっきりと広い世界が立ち現れるでしょう。 その中で飛行船を見てみたい。

80歳の電車

大阪難波と堺を結んで走る阪堺電車。 その中でもこの車両は1928年生まれの80歳。現役の路面電車の中では一番古い車両なのだそうです。 夕暮れの街をごとごとと重たい音を響かせて走る姿は、なんとも懐かしい雰囲気。 外観は無骨だけれど、どこか心優しいおじ…

今日のプレゼント

暖かい陽射しを浴びて輝く。 難波駅に近い街の中を散歩していたら、小さな神社に見事なイチョウの木を見つけました。 毎年最低一回は、晴れた日にどこかで見事なイチョウの木に出会います。 飛行船が飛ばず、あまりたいへんでもない一日でしたが、 「今日は…

月齢2.62

細すぎる三日月を見ると、《折れそうな》という修飾語が思い浮かびます。 たしか渡辺美里さんのどこかの歌詞にあったのです。 《折れそうな三日月光る》と。 この月を見ただけで思いが駆ける。 歌詞や(もちろん文章だって)、聞いたり読んだりした人の記憶…

秋深く

歩道沿いに植えられた桜やイチョウなどの木々が色づいています。 もう見頃は過ぎて、風とともに舞い散るだけ。 その下を歩きながら、体で季節を感じるのは贅沢なことだなあ、と思う。 日ごとに姿を変えてゆく自然。 自分もその一部なのだけど。 色のきれい落…

去年、ミチコさんの実家から送ってきた唐辛子。 「こぼれ種を放っておいたのよ! エライでしょ」 ミチコさんは得意気に言いますが、《放っておいて》《エライ》というのはいかがなものか。 もともとの生命力が強いのか、ともかくこの秋、立派に収穫と相成り…

関西空港に着陸するJAL CARGO機。 シルエットもいいけれど、夕陽が機体にあたったときの金属の反射に美しさを感じます。 もっとも鉄道写真でも車でも、乗り物好きな人はそう言いますね。

ホソバウンラン(細葉海蘭)。 写真を撮っているときには花の名前を知りませんでした。 蘭ではありませんが、花の形が蘭に似ています。 《海の蘭》。 咲いていたのは、大阪市住之江区WTCビル近くの歩道脇。 埋立地なので海はすぐそこですが、潮の匂いを感じ…

根付きの三つ葉を買ってきたら、ミチコさんの目がきらりと光りました。 「それ、育ててみよっかなあ」 葉っぱと茎を鍋に入れて食べたあと、水を入れたペットボトルに入れられる三つ葉さん。 はたして数日すると再び葉が生えてきました。 めでたく《二毛作》…

空は時折、予想もつかない美しい顔をみせてくれます。

飛行船を撮ったあと、ニコンサロンへ。 日比谷から銀座へぶらりと歩く、気持ちのいい午後。

とある日の、とある時間

ベランダにて。 めっきり秋らしくなりました。 ゴーヤも夏の間猛烈に蔓を伸ばしていた勢いはどこへやら、小さな花が弱々しい。 花ねこ作りの合間にベランダに出るミチコさんです。 アパートの前の空き地にはときどき野良猫がやってくるので、彼らを見つけて…

熟成の風景

出会った風景。 畑の黄色いヒガンバナに、古い理容店。 見た瞬間に、あ、と思う。 観光地巡りをするよりもこんな風景との出会いのほうが嬉しい。 何がいいのかと言われると……、説明しましょう。 人の手によるものと、自然(時間)の手によるもののコラボレー…

猫を撮るときに必要なこと

今月二回目に出会う猫たち。 鹿児島城山の猫たち。こないだ見た猫もいれば新顔もおり。 なんだかクラスメートの写真を撮っているような気がします。自分も城山で飛行船を待ってる野良猫だ。 隣のベンチに座ったおじさんとおしゃべり。 「猫撮っとらしたでし…

野良猫たちに囲まれて(鹿児島)

おっとりさん。 せかせかさん。 二匹は仲良し。 篤姫と黒猫。 水が飲みたかっただけらしい。 猫でも犬でも、横顔好き。 鹿児島、桜島を見る城山展望台の猫。 朝から汗だくになりながら山を登っていると猫を発見。 さっそくミチコさん用写真のためにカメラを…

花火を初めて見た

気がつくと一週間も更新してなかったり。 時間というのはいつの間にか、というより絶対に追いつけないものだと思う。 土曜日は毎年恒例の地元の花火大会。 《戸田橋花火大会》の日は毎年、お天気がよくないのだけれど、今年は晴天。絶好のコンディション。 …

理想の構図

アトムの写真を撮るミチコさん。 理想の構図です。 アトムもミチコさんも、うまく画角に収まっている……感じがする通り、これは《作った》写真です。入り用があって、こういう写真を撮る事になりました。 背後に置かれていたゴミ箱を脇にどかし、ミチコさんに…

もうすぐ夏本番

ヒマワリと空。 昨日関西以西で梅雨明けになりました。それとともに南からやってくる台風。これが通り過ぎれば夏本番を迎えるのでしょう。 《梅雨明け十日》という言葉があるように、梅雨明け直後は真っ青な夏空から強烈な陽射しが降り注ぎます。 するとあた…

暑い夏の過ごし方

暑さに負けてる二匹の猫。 30℃を超える日々となりました。暑さ寒さが極まると1℃の違いに敏感になります。女性なら《冷え》が気になるところでしょうけど、暑がりな僕はとにかく涼しさが大事。電車に乗ったとき《弱冷房車》だったりすると、急いで隣の車両…

今日のお昼ごはんは何にする?

冷蔵庫を開けるミチコさん。 ネットというのは、とかくわかりやすくなければ意味がないと思います。 文章よりは写真、写真よりは動画と、ひと目見てわからなければ、すぐに違うページへとクリックされる。 このあたりはテレビのリモコンでザッピングするより…