世界で一番好きな食べ物

ハート形の卵焼き。 14日に何ももらえなかったことを書いたら、ミチコさんが作ってくれました。 ぱちぱちぱち(拍手!)      好きな食べ物、あるいは料理(メニュー)は何? と聞かれると困りませんか。 世の中に、食べ物はほぼ無数にあるわけで、好きな物だって両手の指以上にあるわけで。 そのなかから選んでひとつかふたつを決めるのは、 《世の中で誰か一番美しい女性は誰?》と、聞かれたときくらい難しい。 (ちなみにこの答えは、自分の奥さんにするのがベストだと思います)   それより困ることがもうひとつ。 好きな食べ物を答えた瞬間に、その人の性格や(おそらく)生活環境までを、相手に知られてしまうこと。 例えば、(誰とは言わないけれど)ゴージャスな感じのする美人姉妹が「ラーメン」とでも答えたなら、彼女達は見かけと違って意外と庶民的なんだ、と判断する。いや、してしまう。 これは困ります。食べ物ひとつで性格を決められてしまうことが。 僕もラーメンは好きだけれど、白ワインと一緒に食べる生牡蠣だって好きだ。 ラーメン=日本、庶民的。白ワイン&生牡蠣=フランス、セレブ。 というイメージになりませんか。(あくまで個人的なイメージです) 食べる頻度は圧倒的にラーメンが多いけれど、好き嫌いとはまったく別のこと。 答えによって、相手が僕に抱くイメージがまったく異なってしまいます。 どう答えたらいいのか迷う。 だから「好きな食べ物は何?」という質問が苦手でした。     ところが最近、 好きな食べ物という答えひとつで、自分の性格を効果的に相手に伝えられるな、と気がついたのです。 逆転の発想。 そして、ある日僕は答えを見つけました。 自分が好きで、かつ自分の性格に一番近いと思える食べ物を。 「好きな食べ物は何?」 「卵焼き!」