一夜の嵐が過ぎた朝、お台場にある観覧車。 『限りなく透明に近いブルー』『ブルーもしくはブルー』『藍より蒼し』そんな本のタイトルがいくつも頭の中に飛び交うような空の色。 ブルーという色は人の心をうまく表現してくれるのかもしれません。 僕はこの青空を見て、「悲しいほどのブルー」と思ったのですが、「悲しい=ブルー」はほぼ同義だなと気がついたので、この表現は却下。 それにしても、この青をどんなふうに表現すればよいのでしょう。 もし僕の感情が表現に反映されるとしたら、そのとき僕は悲しかったのでしょうか。 暖かいから陽なたでぼーっとしたいなあ、と思いながら歩いていたのですが。