年の暮れには西新井大師。 その年のお札を返して、新しいお札をいただいてくるのです。 もうすぐ新年、初詣の準備が着々と進む境内はまだ人もまばら。これが元旦ともなれば押すな押すなの人の群れでいっぱいになります。そんな中でお参りしたこともありましたが、もう行きたくはないですね。 大きな本堂に上がれば、いくつかのストーブが静かに燃えているだけ。心が落ち着きます。 毎年ここで手を合わせられるというのは、やはり恵まれているということなのでしょう。 しみじみと夕焼け空を見上げれば、「あ、猫がいるう!」と声を上げるのはミチコさん。来年も変わりありませんように……。